第4回 防錆油を塗っているのに錆が!?
要因その2:環境・季節
梅雨時に錆が多く発生する理由の一つは湿度…ということは、一般的にも知られています。
しかし、湿度に関係する気温の変化や天候、エアコン使用の有無や梱包する作業環境も、錆や腐食の要因に含まれます。
「どんな環境だと錆びやすい?」かは
「防錆油のいろは 実践編」に詳しく書るのでぜひダウンロードしてみてください。
解決ポイント:防錆油を知り、環境を整備する
防錆油には数多くの種類があることはお話ししました。
どんな環境に強く、逆にどんな環境に弱いのか。防錆油の特性を知り、目的にあった防錆油を選択することが大切です。
梅雨時の雨や真夏の夕立、一日の温度変化が大きい日の梱包品のみに発錆したなんてケースもあります。
←目に見えない水分と汚れが原因の錆
例えば
梱包後の温度変化による結露や目に見えない水分の除去には、水置換作用のある防錆油をおすすめします。
金属表面についた水分の下に潜り込み、防錆被膜を形成する、防錆油で水の除去と防錆処理を一度に行うことができます。
「防錆油のいろは実践編」ではどんな環境だと錆びやすいかを、より詳しく掲載しております。
防錆のことなら 「防錆油のいろは 実践編」
防錆油(防せい油)の基礎知識ほか、実践に役立つ情報が盛り沢山。
課題ごとにおすすめの油剤もご紹介
【掲載内容】
■さび(錆)って何?
■さびの種類と役割
■さびや腐食のメカニズム
■防せい処理
■よくある質問